□ beginの活動
たとえ少しでも,昔の海に戻すことができれば …… 。
そんな思いで漂着ゴミの回収(海岸,海中)やオニヒトデ・レイシガイの駆除を行
っています。
また日常生活では,台所洗剤や洗濯石鹸・ボディソープ・トリートメントなど,海
洋生物に害の無い洗剤を使用しています。
皆さまにもご来島の際には,海洋生物にやさしい洗剤をご使用いただけますように
協力をお願いいたします。
□ 洗剤が,水中の生物に害を与えている!
あなたが,なにげなく使っている台所用洗剤や洗濯用洗剤・ボディソープ・シャン
プーには,『合成界面活性剤』が含まれています。
この合成界面活性剤は,浄化槽で処理できずにそのまま下水道を通じて,川や湖・
海に流れこみ,水中の生物に大きな害を与えているのです。
例えば,カゴカキダイという名前の魚の場合,エラが破壊されるとか,ウロコが剥
がれるなどして,死んでしまいます。
これは,市販されている多種類の台所洗剤を試験して,実証されたものです。
また,『天然』『自然にやさしい』『天然成分』の表示は,安心できません!
◎ 合成界面活性剤の一例
・~~クロリド ・~~グリセリル ・~~水添ひまし油 ・~~石けん
・~~ベタイン ・~~アンモニウム ・~~硫酸ナトリウム ・~~塩
◎ 参考資料 ➡➡➡ 石鹸百科
◎ サンゴにやさしい日焼け止めを準備しています。 ご利用ください。
☆ チューブ入り(45g)/SPF15・PA++/¥800-
◎ 海洋生物にやさしいトラベル用セットを準備しています。 ご利用ください。
☆ シャンプー・リンス・ボディソープの3本セット/各30ml/¥400-
◎ 下の画像 → 左:洗剤。 中央:トラベルセット。 右:日焼け止め。
□ 日焼け止めが,サンゴを白化させる
日焼け止めの成分(紫外線吸収剤)が,サンゴと共生している褐虫藻(かっちゅう
そう)を死滅させ,白化現象を引起す一因になっているとの研究結果が発表されま
した。
この発表は,イタリアのマルケ工業大学の研究チームがまとめたもので,以前から
言われていた,日焼け止めとサンゴの白化との関連性が実証されました。
同チームは,インドネシア,エジプト,メキシコ,タイの4カ国でサンゴを採取し
市販の日焼け止めを100万分の1リットルだけ含んだ海水で飼育しました。
その結果,約48時間以内にサンゴと共生している褐虫藻がサンゴから抜け出し,
96時間以内にはサンゴが完全に白化することを確認しました。
ご来島の際は,サンゴにやさしい日焼け止めをご使用ください。
ご協力をお願いいたします。
《 琉球新報(2008年2月16日)より》
□ 日焼け止めが禁止されている国(地域)
オーストラリアと日本のほぼ中間に位置する島国パラオは,サンゴに有害な日焼け
止めの使用を2020年1月1日から禁止。 翌年,ハワイ州全域で使用禁止。
さらに,キー・ウエスト・ヴァージン諸島・ボネール島・アルバ島・タイなども禁
止されています。 そしてそれは,法律で規制されています。
日本のサンゴの生息は,これらの国(地域)よりも圧倒的に豊富です。
にも拘らず,日本では規制されていません。
恥ずかしいことですが,日本は環境保全後進国なのです。
※ 禁止されている化学物質
① オキシベンゾン (Okybenzone(BP3))
② オクチノキサート (Octyl methoxycinnamate(EHMC))
③ オクトクリレン (Octocrylene(OC))
④ エンザカメン (4-methyl-benzylidene camphor)
⑤ トリクロサン (Triclosan)
⑥ メチルパラベン (Methyl paraben)
⑦ エチルパラベン (Ethyl paraben)
⑧ ブチルパラベン (Butyl paraben)
⑨ ベンジルパラベン (Benzyl palaben)
⑩ フェノキシエタノール(Phenoxyethanol)
□ お 願 い
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