□ 海のはなし
海のチョッピリおもしろい,豆知識をご紹介。
酒の肴じゃないですが,渡嘉敷島の自然をお楽しみいただく肴にしてください(笑)
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◎ タイのタイ
昔から,おめでたいときにでてくる鯛。
美味しい魚なので『魚の王様』とも呼ばれています。
その鯛,鰓(エラ)の後ろ辺りに“魚の形をした骨”がある
のです。
その骨を『タイのタイ』と呼んでいます。
このタイのタイは,ほかの魚にもあります。
私のお気に入りは“カンパチ”のタイのタイです。
大きな魚だったこともあり,かなり立派なものでした。
魚料理を食べられるときに,探してみるのもいいのでは?
美味しい料理が,さらに美味しくなりますよ(笑)。
魚の名前と食べた日を記録して,コレクションにするのもい
いですよ。
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◎ 低気圧と高気圧
パット見,平らな海ですが実は凸凹しているのです。
それは,高気圧は重く低気圧は軽いので,高気圧の下にある
海面は凹み,低気圧の下の海面は盛り上っいるのです。
台風が接近すると『高潮(たかしお)に注意してください』
と呼びかけますが,台風は勢力が強い低気圧なので,通常よ
りも水面が盛り上がっているからです。
ちなみに風は高気圧(下降気流)から低気圧(上昇気流)へ
と流れてゆきます。
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◎ 色が変わる?
陸と違って海の中はチョット変わったところがあるのです。
まず1つ目は,色が吸収される世界だということです。
たとえば赤色は,水深3mほどで色が変わりはじめ水深7m
になれば,ほとんど黒に近い色に変わってしまいます。
色の変化が少ない青色でも深くなるにつれて黒色に近づいて
ゆきます。
そして,海の中は青の世界から暗黒の世界へと変わってゆく
のです。
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