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渡嘉敷島の自然を守るために次ぎの項目をご理解の上,ご協力をお願いいたします。
1.サンゴにやさしい日焼け止めをご使用ください
『紫外線吸収剤』が入っている日焼け止めは,サンゴを白化させます。
※ ウエットスーツを着用すれば,身体のほとんどは日焼けしません。
※ ラッシュガードの着用をお薦めします。
2.海の生物にやさしい洗剤をご使用ください
『合成界面活性剤』が入っている洗剤(ボディソープやシャンプー他)は,魚
が死んでしまうだけでなく,他の生物にも悪影響があります。
3.ゴミを捨てないでください
ゴミは,beginで回収します。
あなたが作ったゴミは放置せずに,スタッフにお渡しください。
4.魚にエサを与えないでください
魚の生態を崩すだけでなく,連鎖して他の生物に悪影響があります。
『これくらい』と思う気持ちが,海の破壊につながっていることをご理解くだ
さい。
5.Cカード(ライセンス)をお持ちの方へ
① ダイビングポイントは一任ください
安全潜水と海の保全のため,ダイビングポイントの選択はbeginにお任せ
ください。 ご希望のポイントとその日の海洋状況,あなたのスキルに合わせて
最も適したポイントへご案内いたします。
② サンゴを折らないでください
サンゴの被害は,オニヒトデやレイシガイなどの食害だけでなく,開発やダイ
バーの『人的』なものが少くなくありません。
しっかり中性浮力をとって,ゲージやフィンでサンゴを折らないように遊泳し
てください。
③ 砂を巻き上げないでください
水底の砂を巻き上げると,あとから来るダイバーの視界を悪くしたり,水中カ
メラやビデオで撮影されているダイバーに迷惑をかけてしまいます。
さらに,サンゴに砂が覆ってしまうとサンゴは光合成ができなくなり,死んで
しまいます。 ダイバーのマナーとサンゴの保全のために,ご注意ください。
④ タンクバルブのビニールテープをお渡しください
暗黙の満タンサインのビニールテープ。
セッティングのとき時にタンクに貼り付けてしまいがちですが,剥がれ落ちる
ことがあるので,beginでは回収しています。
セッティングの際は,スタッフにビニールテープをお渡しください。
⑤ 漂着ごみ回収にご協力をお願いいたします
本来ならbeginが海をすべて掃除をして,皆さまをお迎えしなければなら
ないのですが,潮の流れや波・風によって流れてくる漂着ゴミの回収は,きり
がありません。
ダイビング中にゴミを見つけたときは,回収をお願いいたします。
せっかく,楽しむためにお越しいただいているのに申し訳ありません。
ご協力をお願いいたします。
□ 慶良間諸島国立公園
渡嘉敷島(慶良間諸島)が,2014年3月5日(サンゴの日)に国立公園に指定
されました。
これは,27年ぶり31番目の指定で,沖縄県では『西表石垣国立公園』に続き2
例目となります。
国立公園とは,『日本を代表するすぐれた自然の風景地を保護するために開発等の
人為を制限するとともに,風景の観賞などの自然と親しむ利用がしやすいように,
必要な情報の提供や利用施設を整備しているところ』です。
全国で32箇所が指定されていて,面積の合計は約211万ha,日本の国土面積
の約5.6%を占めています。(平成27年3月現在)
※ 上記内容は,環境省のHPを参考にしています。 詳しくは,下記へ
☆ 環境省 ☆
□ エコツーリズムとは
『エコツーリズム推進法/平成20年4月1日施行』は『自然環境の保全』と『観
光振興』『地域振興』『環境教育の場としての活用』を基本理念として,地域ぐる
みで自然環境や歴史文化など,地域固有の魅力を観光客に伝えることによりその価
値や大切さが理解され,保全につながることを目指していく仕組みです。
渡嘉敷島(慶良間諸島)の『エコツーリズム推進全体構想』が,2012年6月2
7日に認定されました。
※ 上記内容は,環境省のHPを参考にしています。 詳しくは,下記へ
☆ 環境省 ☆
□ ラムサール条約とは
ラムサール条約は1971年2月2日にイランのラムサールという都市で採択され
た湿地(低潮時における水深が,6mを超えない海域を含む)に関する条約です。
この条約は開催地にちなみ,一般に『ラムサール条約』と呼ばれています。
ラムサール条約では,地域の人々の生業や生活とバランスのとれた保全を進めるた
めに湿地の「賢明な利用」を提唱しています。
「賢明な利用」とは,湿地の生態系を維持しつつ,そこから得られる恵みを持続的
に活用することです。
渡嘉敷島(慶良間諸島)は,2005年11月8日に登録されました。
また,2015年5月28日に登録面積が,353haから8,290haに拡大
され,国内最大の琵琶湖(65,984ha),尾瀬(8,711ha)に続いて
国内3番目に広い湿地となりました。
☆ 環境省 ☆
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