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□ 季節の移り変わり
渡嘉敷島の季節の移り変わりは,内地(沖縄県外)のそれと比べて,1~2カ月の
ズレがあります。
っということで大雑把ですが,渡嘉敷島の春夏秋冬を次の通りご紹介いたします。
渡嘉敷島旅行のご参考になれば幸いです。
◎ 春
渡嘉敷島の春は2月~4月。
1月中過ぎ頃から寒緋桜①が咲きはじめ,渡嘉敷島に春の訪れを知らせてくれます。
渡嘉敷島では開催されませんが,沖縄本島では1月20日頃から2月中頃まで,各
地で『桜まつり』が開催されます。
すでに咲いている野イチゴ②に続いて,2月末頃には村花のケラマツツジが満開を
迎えます。
3月に入るとサクランボ④や野イチゴ,ヤマモモが実ります。
サクランボとヤマモモは果実酒に,野イチゴはジャムにします。
野イチゴジャムをのせたクラッカーを肴にして,波打ちぎわで満天の星を見ながら
果実酒を飲む! beginの密かな楽しみです(笑)
お越しの折には,果実酒造りのレシピをお伝えしますね。
コンロンカやクチナシ,相思樹③,そして母の日に咲くと言われているノボタンも
春の草花の代表です。
そうそう,夏に実が生るシークヮーサーも,この時期に咲きはじめます。
ウグイスが鳴きはじめ,花の蜜を吸いにメジロが飛び交い,アカショウビンとサギ
などの渡り鳥が訪れはじめます。
国内最大の蝶々,オオゴマダラ(県蝶)が飛びはじめるのもこの時期です。
春は渡嘉敷島の山が最もにぎやかになる,beginお薦めの季節です。
①寒緋桜 :カンヒザクラ
②野イチゴ :リュウキュウバライチゴ
③相思樹 :ソウシジュ
④サクランボ:寒緋桜の実
◎ 梅雨
渡嘉敷島の梅雨入りは,ゴールデンウィーク前後です。
梅雨入り前は,数日続けて雨が降ります。
その後,梅雨明けまで晴れの日が多いのが特徴です。
梅雨明けの目安,6月20日の数日前は,メチャメチャ降ります。
あくまでも私個人の感覚であり,その年によって変わります。
梅雨に入ると草花が生き生きしているように感じます。
シリケンイモリ(絶滅危惧種)も嬉しそうに茂みからモゾモゾっと出てきます。
そして梅雨明けと同時にセミが鳴きはじめ,渡嘉敷島は夏を迎えます。
◎ 夏
渡嘉敷島の夏は7月~9月。
梅雨が明けると山には新芽がメチャメチャ増えて,山の緑色が2色にも3色にも見
えます。
甘い香りがするサガリバナとハマユウは,夏を代表する草花です。
サガリバナは夜,モールのように咲き,朝日が昇るとともに散りはじめます。
ハマユウは海岸辺りに生息し,テッポウユリに似た香りを漂わせています。
そうそうパパイヤも,この時期に多く咲きます。
渡嘉敷島ではパパイヤは果物ではなく,千切りにしてスパムやベーコンと炒めたり
厚めに切って煮物にするなど,野菜として“食”します。
はじめて目にする方は,パイナップルと勘違いされるアダンの実が熟すのもこの時
期です。
◎ 秋
渡嘉敷島の秋は10月~11月。
サキシマフヨウ,サイヨウシャジン,ダイサギソウが咲きはじめると,渡嘉敷島は
秋に入ります。
内地と同じようにススキが咲きます。
ススキとハイビスカスが同じ所に咲いている光景は,不思議な感じがしますよ。
そうそう11月中頃まで,セミが鳴いています。
◎ 冬
渡嘉敷島の冬は12月~1月。
その年によって変わりますが,屋内ではスエットの上下で過ごせる日が多く,気温
が1桁(約9℃)になるのは,一冬で2日程度です。
ですから,暖房器具を使ったことがありません。
っというより,ほとんどの家にはありません。 北海道と真逆ですね(笑)
冬の代表的な植物はツワブキとサザンカ,そして紫色が鮮やかなムラサキシキブが
実ります。
葉に光沢があるツワブキは「フキ」という名が付いていますが,フキとは別の種類
です。
渡嘉敷島には食べる習慣はありませんが,茎はフキとまったく同じように食べるこ
とができます。
◎ 通年
ハイビスカスとブーゲンビリア,ニチニチソウ,ランタナは年中咲いています。
村木のクバ(ビロー)やリュウキュウマツ,モクマオウ,モモタマナ,ヤシの仲間
などなど,多くの樹木が自生しています。
ケラマジカはめったに見ることができませんが,ヤギはチラホラ見かけます。
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